・2022年世界長者番付1位
※ 推定保有資産2190億ドル(約27兆円)
・Tesla社 CEO(最高経営責任者)
・SpaceX社 CEO
・BMI企業ニューラリンク社 CEO
・PayPal社の前身X.com社の共同設立者
など豪華な肩書を持つアメリカの実業家「イーロン・マスク」氏が、2022年10月28日に「Twitter社」を総額440億ドル(約6.5兆円)で買収することを同社と互いに合意しました。
現在の株主は1株当たり54.20ドル(およそ8000円)を受け取り、ツイッター社は株式を非公開化する予定だそうです。また、早ければ3年以内に再上場することを計画しているとのこと。
今年の4月には「Twitterを買収する」と発言した数日後に取締役を辞任し、7月には買収合意を撤回して「Twitter社」の株価を下げてしまうなど、お互いに裁判をおこすなど揉めていました。
しかし、10月初旬に「Twitter社」のほうから買収を再提案し、最終的に両者合意の元にイーロンマスク氏が買収する形で落ち着いたようです。
買収した理由は「金儲けのためではなく”私が愛する人類を助けるため”」だと表明。
しかし、イーロンマスク氏は買収完了後に
・パラグ・アグラワルCEO(最高経営責任者)
・ネッド・シーガルCFO(最高財務責任者)
・ビジャヤ・ガッデCLO(最高法務責任者)
・法務顧問 ショーン・エジェット氏
らツイッター幹部を相次いで解雇。
主な理由としては、前アメリカ大統領であるトランプ・トランプ氏のアカウントを大統領選挙中に凍結判断して言論の自由を奪ったことや、Twitterが持つ2億以上のアカウントのうち、ボット(自動)アカウントや偽アカウントの割合が多すぎて対処していないことに疑わしい点があるとのことだそうです。
NEW 2022年11月1日 取締役をイーロンマスク氏以外全員解雇し、まっさらな状態にする。
今後は
「世界で最も尊敬される広告プラットフォームになることを目指している」
「私たちのプラットフォームはみなさんを温かく歓迎するものになるはずだ」
と発言し、
・ユーザーがツイートを変更できるように編集ボタンの作成
・Twitterのアルゴリズムを公開
・詐欺ボットの削除
・凍結アカウントの解除
といった改革を行う姿勢を見せました。
しかしサブスクリションモデルにして有料化するとの発言も
Twitterの収益は、ほぼ90%は広告収入によるものなのですが、広告収入獲得のために政治的な圧力や醜いネット上の乱闘に発展することも多く、その影響を受けずに「自由な言論をできるようにするため」との理由らしいです。
※Twitterは昨年に、月額 2.99 ドルかかるプレミアム サービス「Twitter Blue 」を導入している。
海外のみの機能で、ツイートを送信前に取り消すことができる「元に戻すボタン」などの追加機能を使用できるようになるサービス。
イーロンマスク氏の就任はユーザーにとって吉とでるか凶とでるか
今後のTwitterの動向に注目です。
ホリエモンの解説
Twitterの認証バッジ有料化?
2022年11月2日にイーロン・マスク氏は自身のTwitterアカウントで
「青いチェックマーク(青色の認証済みバッジ)があるかないかのTwitterの現在の領主&農民制度はでたらめだ。」
「人々に力を! ブルー(有料機能のTwitter Blueのこと)には月額8ドル(約1000円)で。」
※ 青色の認証済みバッジとは、アカウントが著名人で、影響力の大きい本物のアカウントだと示す公式マークのこと
と投稿。
「Twitterの認証バッジ」はいままでその認定方法が不明で、申請した本人なのにバッジが与えられないことなどがあり、Twitterの気分しだいのシステムは”でたらめ”だとイーロン氏は指摘。
しかし月8ドルを支払って加入することのできるサブスクリプションサービス「Twitter Blue 」に加入した状態で、実績のあるフォロワー数を獲得しているアカウントには「Twitterの認証バッジ」を与える仕様にするという。
NEW 2022年11月6日に正式に決定し、最初はアメリカとカナダのみ実装すると予定。
※ また「Twitter Blue 」に加入さえすれば認証バッジが誰でも付けれるという話も出ていますが、真偽は不明です。
実質の「認証バッジ」有料化ですが、「Twitter Blue 」にはメリットも
・ブルーの利用者は返信や検索などで上位に上がるよう優先
・より長時間の動画や音声の投稿が可能
・広告の表示数半分
・Twitterの協力出版社からの有料記事を無料で読むことができる
などが設定されるらしい。
また「価格は国ごとに調整される」とも発言しており、現在調整中とのこと。
NEW Twitter社員を一斉にクビへ
2022年11月4日に、イーロン・マスク氏は、全世界の従業員7500人の半分に当たる約3700人に解雇を通告しました。
また日本のTwitter社の従業員も含まれ、その数は相当数に上るとみられるそう。
NEW Twitterに長文添付機能を実装すると発表
2022年11月6日に、イーロンマスク氏はTwitterに長文添付機能を実装すると発表。
原文を翻訳すると
「Twitterが近日中に長文テキストをツイートに添付する機能を追加し、メモ帳のスクリーンショットの不条理を解消する予定です。」
とのこと。
またフォロワーが
「面白そうですね。いつ詳細を明らかにします?」
と質問すると、
「2週間以内」
と答えています。
いままでは140文字の文字数制限がありましたが、それを気にしなくてよい日が来るみたいですね。
さらに、あらゆる形態のコンテンツに対するクリエイターの収益化を実装するとも発表しています。
これはおそらくTwitterの投げ銭機能「Tips(チップ)」などを強化するのではないでしょうか。
「Tips(チップ)」は、プロフィールのページから、ユーザーに対して簡単に投げ銭を送れる機能。
いわゆるyoutubeでの「スーパーチャット」のようなもので、好きなクリエイターや、自分の好きな相手、応援したい人にインターネット上でお金を送れる機能です。
2021年5月にアメリカで試験的に「投げ銭」機能をスタートさせ、2021年9月からは、日本においてもTwitterによる投げ銭機能が正式リリースされています。
ちなみにチップを受け取るには
Twitterアプリ(IOSかアンドロイド。PC版では変更不可)を開き
[プロフィール]
↓
[プロフィールを編集]
↓
[チップを許可] をオン
↓
使用する第三者支払いサービス(受け取り方)を選択し、ユーザー名入力。
※Twitterユーザーから送られた投げ銭は、第三者支払いサービスにて振り込まれます。そのため、少なくとも1つのサービス名(ユーザー登録情報)を入力しないと受け取れません。
第三者支払いサービス一覧
現在(2022年11月現在)、以下の決済・送金サービスを利用してTipsを送信できます。
・Bitcoin
・Patreon
・Bandcamp
・CashApp
・Chipper
・GoFundMe
・PicPay
・Razorpay
・Strike
・Wealthsimple Cash
・Venmo
海外のサービスばかりで、日本ではほぼ対応していません。
しかし「Bitcoin」か「Patreon」は唯一日本対応しているので、こちらの第三者支払いサービスで自分の登録情報を反映させるのが良いでしょう。
またTwitterで投げ銭をした際に、現状ではTwitterは手数料を一切受け取っていません。
(※ 第三者支払いサービスによっては別途手数料がかかることもあります。)
投げ銭したい場合は、以下の手順で投げ銭できます
1.Twitterで投げ銭(Tips)を送りたい人が投げ銭できるか(TipsがONになっているか)確認する
2.投げ銭したい相手が利用している第三者支払いサービスは何か確認する
3.自分は第三者支払いサービスを利用可能にする
4.投げ銭(Tips)を送金
※ 日本の多くはTipsがONになってなかったり、第三者支払いサービスを登録していないことが多いので、あまり有名ではないです。
これらの第三者支払いサービスの拡張や、Twitter独自の支払いサービスの開発、または別の収益化の追加を行うのではないでしょうか?
まぁ、憶測なのでどうなるかは分かりませんが。( ˘ω˘ )
流行速報の声

う~ん
イーロンマスクは仕事が速いだすな。
ただ有料化はやめてほしい(´;ω;`)
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