出典:『Ghost of Tsushima』ストーリートレーラー
著作権:©2020 Sony Interactive Entertainment LLC.
本作は文永11年(1274年)に起きたモンゴル帝国(元朝)と高麗の連合軍による日本侵攻(文永の役・「元寇」)を物語の題材として、民を守る為”侍の矜持”を捨て冥人(くろうど)となった主人公「境井仁(さかい じん)」とモンゴル帝国軍(蒙古軍)の死闘を描いた迫真の歴史アクションオープンワールドアドベンチャーゲーム。
日本のゲームかと思いきや、開発はアメリカのテレビゲーム開発会社「サッカーパンチプロダクションズ」。国外からの評価が高く、海外の大手ゲームレビューサイトでハイスコアを連発。さらに”日本ゲーム大賞2021”大賞も獲得し、ファミ通クロスレビューでもプラチナ殿堂入りを果たしています。
あらすじ
時は文永11年(1274年、鎌倉時代後期)、モンゴル帝国は東方世界の征服をもくろみ、立ちふさがるすべての国を蹂躙していた。
モンゴル帝国の将軍コトゥン・ハーンは、日本を征服すべく大船団を率いて本土侵攻の足掛かりとして「対馬国」の小茂田浜へと押し寄せる。
※ 対馬国・・・日本の九州の北方にあった国。現在は長崎県(ながさきけん)に属する島となっている。

迎え撃つ対馬の武士団はわずか80の寡兵ながら、侵略に抗うべく小茂田に集結した。対馬国の地頭である志村家当主の指揮の下、武士団は蒙古の大軍と激突するも、絶望的兵力差に圧倒され、死闘の末、大将・「志村」と主人公・「境井仁」の2名を残して全滅してしまう(小茂田浜の戦い)。
大将・「志村」は囚われの身となり、対馬の地は蒙古軍によって踏み荒らされ始める。
かろうじで生き延びた「境井仁」は最後の生き残りとして、たとえ侍の道に反した戦い方に手を染めることになっても対馬の民を守ろうと冥府から蘇った者「冥人」として、あらゆる手段を使って故郷を敵の手から取り戻すことを決意する。
登場人物
主人公・境井仁(さかい じん)
出典:『Ghost of Tsushima』ストーリートレーラー
著作権:©2020 Sony Interactive Entertainment LLC.
境井家の当主。「戦えぬ者らを護る」ことが少年の頃からの信念を持つ武士で、小茂田浜の戦いで、討ち死に覚悟の戦に臨んだが蒙古軍に大敗し、生き残ってしまう。
蒙古軍から故郷と民を守るために侍の道に反する誉れなき卑怯な戦い方に手を染めることを決心し、冥府から蘇った者「冥人」の名の下、強大凶悪な外敵に挑む。
主な武器は刀。他にも暗殺と捕虜の解放時に使う小刀(脇差)や遠隔攻撃用の弓を扱う。
志村(しむら)
出典:『Ghost of Tsushima』ストーリートレーラー
著作権:©2020 Sony Interactive Entertainment LLC.
境井仁の伯父。対馬国の地頭(管理者)であり、対馬五大武家の一つである志村家の当主。
武士とは民の模範にならねばならず、故に武士としての道を守り、誉れを持つべきという信念の持ち主で、武士(もののふ)の誉れを重んじ、侍の道に則って戦い、その結果命を落としても名誉なこととする生粋の武人。
父を亡くした若き日の仁を息子のように気に掛け、一人前の侍へと育て上げた。将来的には親子の契りを交わして志村家の跡取りとすることも考えている。
武器は侍らしく刀のみ。
ゆな
出典:『Ghost of Tsushima』ストーリートレーラー
著作権:©2020 Sony Interactive Entertainment LLC.
本作のヒロイン。(笑うところではない)
勇ましく気の強い女野盗で、唯一の家族である弟たかに、愛情を注ぐ。たかのことになると過保護な母親のようになる。
小茂田浜の戦いで負傷したさ境井仁を戦場から救出した命の恩人。
武器は小刀と弓。
コトゥン・ハーン
出典:『Ghost of Tsushima』ストーリートレーラー
著作権:©2020 Sony Interactive Entertainment LLC.
蒙古軍を率いるモンゴル人武将で、チンギス・ハーン(チンギス・カン)の皇孫。対馬侵攻を企てた首謀者でもある。
降伏した者には平和を約束する一方で、奴隷として扱い、逆らい続ける者には容赦なく殺害したりと残虐な性格。
対馬国侵攻に先立って現地の言語・文化・習俗、侍について学ぶなど、武芸だけでなく智略にも秀でていて、敵である志村に「切れ者の獣」と称される本作最大の敵。
武器は大刀と大盾。
グラフィック
動画を見ていただければ分かると思いますが、人物・動物・風の動き・木の動き・川の流れなど細部まで圧倒的なグラフィックになっております。外国人が作成したとは思えないほど、対馬の大自然・日本の美を再現しており、馬で冒険するだけでも満足するほどのクオリティです。
ゲーム性
ゴーストオブツシマでは、1対複数の戦闘が多く、敵の攻撃は強力で、難易度にもよりますが気を抜きすぎると簡単に死にます。「Demon’s Souls」のような死にゲーと言うほどではないですが、侍らしくそれなりの見切りテクニックがないと攻略できないゲーム性となっています。(難易度を下げればアクションが苦手な方でも攻略できます。)
直接戦闘が苦手な方は、隠れながら敵地を進んで闇討ちをしかけたり、弓での遠距離戦闘、一騎討ちで敵を一撃必殺するといったスタイルの戦闘もできるため、戦略の幅が広く、自分が好きな戦いを自由に楽しめます。
また演出・ストーリー・戦闘のロード時間が短く、テンポが良いので、侍映画の主人公を存分に味うことができます。
流行速報の声

このゲームはストーリー・ゲーム性・音楽・演出どれをとっても一流の素晴らしい作品となっております!
探索しているだけでも世界観に浸れてなんだか満足しますし、ゲーム性も自分なりの様々な攻略法があって面白いです。
どこにいっても美麗映像で、しかもロード時間が少ない。
難点と言えば一切可愛いとか美人な登場人物がおらず、ヒロインがおばちゃんで、ひたすら厳つい野郎しかいないことですね(*’ω’*)
あと、Z指定(18禁)です。
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